カトゆー家断絶

趣味について書きます

眼鏡が壊れたのでZoffのスーパーハード・レンズを買った

 長年使い続けた眼鏡が壊れました。

 車を運転する時や映画を見る時くらいしかかけないので、多少レンズに傷が入っても買い換えるほどではないかな……と使い続けてたんですが、我慢できないくらいにレンズの傷がひどくなり、こないだ片方の鼻パッドが取れてしまったのでさすがに新しいの買おうと思いました。
 もう10年以上前に初めて作った眼鏡なんで愛着もありますが仕方ないです。
 さてどこで眼鏡を作ってもらおうと調べてたら999.9フォーナインズ)最高という声がありました。

高いメガネと安いメガネの違いが知りたくてお店に行ってきた。強度近視の眼鏡選び

999.9は眼鏡かけたまま「あれ、眼鏡どこやったっけ」と言いつつ目鼻のあたりを触ってかけてることに気づく…ってのを素でやってしまうくらい掛け心地良い。やばい。毎日続いた頭痛吹っ飛んだしな

2013/06/07 23:46

 マジか……そんな最高なのか……。是非作ってもらいたいと思い公式サイトを見に行ったらさすがに良いお値段。何年も使い続けることを思えば安い買い物だろうし、アフターケアも万全という話だから作ってもらいたい……と思ったけど今月はiPhone6s買っちゃったし懐が寒いので、今回は見送ってまた余裕ができたら行くことにしました。貧しさに負けた。


 となると次の候補はメガネ量販店です。JINSZoffどっちでも良かったんですが自宅から近いところにZoffがあったのと、最近発売されたキズと汚れに強いらしい「スーパーハードレンズ」が気になったのでZoffに行くことにしました。


 好きなフレームを選んで視力を測ってもらいレンズを作成。前使ってたやつが薄型非球面レンズだったのでそれに換えてもらいました(プラス5000円)。JINSだと追加料金ないと聞いたのでこれに関してはJINSのほうが良いなぁと。
 なおスーパーハードレンズはプラス3000円。結果フレーム価格にプラス8000円で作れました。
 初めて作った眼鏡は確か3~4万はしたと思います。長いこと眼鏡店に足を運んでいなかったので改めて安さに驚き。これだけ安かったら毎年新しいのに変えてもいいし、外出用にもう1つ作るのもありだなぁと思いました
 ちなみにスーパーハードレンズを選択した場合、4日ほど時間を頂くということで後日受け取りに行きました。

 その場で納得行くまでフィッティングをしてもらい受け取り完了。家に帰ってかけてみましたが、今まで使ってた眼鏡は何だったんだろうというくらいクリアな視界で満足です。レンズの耐久に関しては作って1週間ほどなのでまだ何とも言えませんが。
 スーパーハードレンズだと傷がついても1年以内なら保証が効くそうなので、1~2年使い倒してみて999.9で新しいの作ったらサブに回そうかなと思ってます。
 おわり。

NHKで放送するのは難しそうなアニメ10選


 読みました。いろんな良作が挙がってて面白かったです。オチがハルヒなのはアニ軽10オマージュなんでしょうか。
 あのNHKでもこれならいけるんじゃね? という基準で選ばれたアニメのタイトルを見ていると、定期的にまとめ等で話題になる「一般人にもおすすめできるアニメ」と被りやすいのかなと思いました。恐らく多くの人が、NHK向き=ジブリやディズニーしか見ない人でも楽しめるアニメ、と考えてるのだと思います。


http://nishimori-anime.hatenablog.jp/entry/2015/12/13/110444
 でも実際のNHKアニメって結構バラエティ豊かなんですよね。
 自分は思春期の時に見た『カードキャプターさくら』で戻れなくなってしまいましたが、それ以前でもナディアとかやってましたし、CLAMP作品でいえば『こばと。』『ツバサ・クロニクル』もありました。
 異世界ファンタジーなら『十二国記』、『彩雲国物語』、『グイン・サーガ』、『精霊の守り人』……SFなら『学園戦記ムリョウ』、『無人惑星サヴァイヴ』、『プラネテス』、『ふたつのスピカ』、『電脳コイル』……ややオタ向けなら『コレクターユイ』、『カスミン』、『マリー&ガリー』、『今日からマ王!』……思った以上に色々やってた。
 NHK制作じゃないけどBS2では『かみちゅ!』とか『蟲師』もやってたし、夏休みや冬休みの間に放送するアニメも楽しんでました(パトレイバーはそこで初めて見た)。天才てれびくん枠のアニメを懐かしむ人もいるでしょう(『アリス探偵局』が好きだった)。
 最近なら『キングダム』や『ログ・ホライズン』を放送したりと、かなり手広くやってるなぁという印象です。



 ネットを見てると○○も放送して! という声は多いですが、『進撃の巨人』や『ラブライブ!』がOKなら大体のアニメはNHKでやれるだろうなと思います。
 しかしこれは流石に無理やろというアニメもあるだろうと思い、10個考えてみることにしました。

銀魂

 少年ジャンプで連載中の漫画のアニメ化。というかアニメは今もテレ東で放送中(しかもどシリアスな将軍暗殺篇)ですけど。
 たまに人情話も入るけど基本的にはギャグで、夕方から容赦なく下ネタ・パロディをぶっ込んでくるという、どこに出しても恥ずかしくない問題作だと思います。
 NHKだと深夜帯でも苦情が入りそう。テレ東はよく夕方枠で放送し続けてられるなと感心してしまいます。

ボボボーボ・ボーボボ

 少年ジャンプで連載されていた澤井啓夫原作のギャグ漫画のアニメ化。
 アニメ化に際して原作の非人道的発言、荒っぽい行動や台詞、出血シーン等々はカットされてしまったんですが、それでもPTAの「子供に見せたくない番組」でTOP10にランクインするほど。
 「見てると頭おかしくなるから」という理由で本当に苦情が来たかどうかはわからないですが、恐らく下ネタよりもハジけすぎた内容がまずかったのだと思います。でもそこがボーボボの面白さなのでどうしようもないですね。
 2005年は関東のみの放送だったにも関わらず見せたくない番組で再びランクイン。全国放送のNHKだとそれ以上の苦情が殺到しそうだなと思いました。

ナジカ電撃作戦

 スタジオ・ファンタジア原作のアニメ。ここに挙げた理由は言うまでもなくパンチラの多さです。
 『AIKa』シリーズからパンチラ、ローアングル要素を受け継ぐ今作も隙あらばパンチラという感じで、1枚描くごとに何か手当でも出るんだろうかというくらいパンチラします。
 007シリーズへのオマージュが散りばめられたスパイアクションで普通に面白いんですが、受信料をパンチラのために使うなと怒られそうです。
「ナジカ電撃作戦」の魅力を熱く語る | 三四郎雑記2nd

りぜるまいん

 スギサキユキル原作の漫画のアニメ化。
 個人的に釘宮理恵さんといえばこのアニメであり、初めてDVD-BOXを買った思い出深い作品でもありますが、幼女が主人公のことをダンナさまと呼ぶ時点でかなり問題視されそうです。
 エロ要素も多く含んでいますし、個人の意向を無視して国家権力によって無理やり結婚させられるという点もまずいかもしれません。
 同じ杉崎氏の『女神候補生』はBS2で放送されましたが、こちらはロリコンを助長したり釘宮病に感染したという声が寄せられそう。

School Days

 オーバーフローから発売された美少女ゲームのアニメ化。
 まずアダルトゲームが原作という時点で問題になりそうですが、それ以上に主人公がアウトだと思います。高校生という設定ながら色んな女性と肉体関係を持ちまくりますし、原作よりも非道さが増してます。
 凄惨なラストは言わずもがな。地上波では京田辺の事件の影響で最終回が放送中止になってしまいましたが、あれはどの局だろうと放送するのは難しいでしょう。

エルフェンリート

 週刊ヤングジャンプで連載されていた岡本倫原作の漫画のアニメ化。
 いじめや差別問題を扱った重く深いストーリーで、ハマる人はとことんハマる作品なんですが、やっぱりその……グロ描写がキツいです。
 萌えアニメかと思ったらエログロだった、と思ったら泣けたという不思議な作品で海外でも評価が高いんですが、首チョンパや四肢切断といった描写は規制ありでも流すのは難しそう。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

 伏見つかさ原作のライトノベルのアニメ化。
 NHK局内には隠れオタクが多そうという偏見があるので、リア充美少女の妹が実は隠れオタクという設定は共感を得やすいと思います。
 悩みを抱える妹のために兄が奮闘し、兄妹の関係や自身を取り巻く環境の変化を描いた作品ですが、桐乃のエロゲー好きという部分がネックでしょうか。桐乃のアイデンティティを構成する要素でもあるのでカットも難しいでしょうし、倫理的に如何なものかと問題になりそう。

ヨスガノソラ

 sphereから発売された美少女ゲームのアニメ化。
 こっちは俺妹以上に兄と妹の恋愛というか、ド直球に近親相姦を描いていて放送できないだろうなと。
 しかしこのアニメで町おこししようと考えた足利市は、今考えてもどうかしてるぜ! と思ってしまいます(地元に活気をという気持ちはわからなくもないですが……)。
http://mlwhlw.diarynote.jp/201010151239068151/

パンティ&ストッキングwithガーターベルト

 GAINAX制作のオリジナルアニメ。
 アメリカのカートゥーンを思わせるデザインが可愛らしいのですが、それとは裏腹にエロネタ下ネタ満載でお子様には見せられない内容になってます。主人公の2人がビッチだから仕方ないですね。
 パロディも含まれてて面白いんですけど第1話からゲロまみれになったりするし。
 今調べたら第15回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品だったのを知りました。でも放送できなそう。

下ネタという概念が存在しない退屈な世界

 赤城大空原作のライトノベルのアニメ化。つい先日まで放送されてたので覚えてる人も多いと思いますが。
 性的な知識や言葉が制限された日本を舞台に、下ネタテロリストとして活躍する組織「SOX」の面々を描いた社会派アニメです。
 社会派アニメ……なんだけど、やっぱり表面的には放送禁止用語が飛び交ったり絵面もひどかったりするので問題になりそう。
 いや、このアニメに関してはBPOに苦情が入って問題になったように、槍玉に挙げられてこそだと思うので逆に放送して欲しいくらい。でもやっぱり無理そう。

まとめ

 ていうかNHK以外でも大体アウトになるだろうと思った。


 他にも候補はあったんですが、明らかにアウトかなという紳士アニメ(『To LOVEる』、『聖痕のクェイサー』、『閃乱カグラ』、『マケン姫っ!』、『健全ロボダイミダラー』、『魔乳秘剣帖』等々)は外しました。
 『BLOOD-C』はグロいけど『エルフェンリート』挙げちゃったし、『ストライクウィッチーズ』はパンツじゃないからセーフだし、『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』はタイトルの時点で苦情が入りそうだと思ったけど、俺妹とヨスガ入れちゃったので除外。結果的にエログロ下ネタ多めのアニメ並べただけで面白みはないラインナップになってしまったかなと反省。
 おわり。

【関連】

【補足】日本で初めてハロウィンを描いたアニメ


 前回の記事を書いたところ、他にもアニメのハロウィン回があると情報を頂いたので、6作品を以下にまとめました。ありがとうございます。
【12/19追記】
 更に追加で情報頂いた『サムちゃんのおばけなんか怖くない』『やさいのようせい N.Y.SALAD』『たまこまーけっと』を追加。
【2016/2/17追記】
 コメント欄で情報を頂いた『銀河疾風サスライガー』を追加。

スプーンおばさん』第92話「おばけのしかえし」(1983/10/18)


 1983年からNHKで放送された、ノルウェーの児童文学作家アルフ・プリョイセンの童話が原作の10分枠アニメ。
 前回の記事では1985年の『小公女セーラ』が最も古いと書いてしまったが、今回頂いた情報でハロウィンが描かれた年代が最も古いアニメになった。
 ……のだが、このアニメではハロウィンのハの字も出てこない。村に伝わる年に1度だけの子供のお祭りということになっている。原作は未確認だがもしかしたらアニメ化の際、まだ日本には馴染みがないということで省かれたのかもしれない。

 「子供達がお化けに変装してお菓子を貰いに来る」というスプーンおばさんの説明通り、イタズラっ子3人組が変装して「お化けです!お菓子ちょうだい!」と訪ねてくる。
 ルウリィ(アニメオリジナルキャラ)に着せるカボチャの被り物をスプーンおばさんが彫ったりと、ハロウィンという言葉は出てこないがやってることはハロウィンそのもの。

2~2.5次元空間に生きる 【CS】スプーンおばさん 第92話「おばけのしかえし」、第94話「たのまれた贈り物」

銀河疾風サスライガー』第41話「恋人たちの星まつり」(1984/01/17)


 「J9シリーズ」三部作の最終作にあたるロボットアニメ。
 JJ9の面々はタルマン星に訪れるが、そこではちょうどお祭りが行われていた。ブルースの口から「ハロウィンの星まつりさ」と、はっきりハロウィンであることが示されている。
 「タルマン星のリオと言われてましてね。三日三晩踊り騒ぎ、ふざけあうカーニバルなんです。」という説明も入るように、現在行われているハロウィンにリオのカーニバルの雰囲気をプラスした感じになっている。

 ストーリー的には終盤なのだが、街中がお祭り騒ぎということもありメインキャラもモブキャラもみんな仮装する回で、前2作の『銀河旋風ブライガー』と『銀河烈風バクシンガー』ネタもあるお遊び回でもある。

巨神ゴーグ』第1話「ニューヨークサスペンス」(1984/04/05)


 安彦良和原作によるサンライズ制作のロボットアニメ。これも『小公女セーラ』より早く、第1話からハロウィンが描かれる。
 主人公の悠宇は亡き父の遺志に従いニューヨークに住む父の旧友を訪ねるのだが、渡米した日の夜がハロウィンだったため、街が仮装する市民で溢れかえっている。

 前回の記事、映画『カウボーイ・ビバップ』の項で、

市民の仮装パレードを見ることができるが、ニューヨーク辺りで行われていそうなパレードを緻密に再現したアニメはこれが初めてだと思う。

 と書いてしまったが、『巨神ゴーグ』内のハロウィン描写は現実に行われているニューヨークのハロウィンパレードの雰囲気に極めて近いと思う。
 『スプーンおばさん』と違い「今夜はハロウィンの晩だったんだわ!」とハロウィンであることが明言される点も大きい。

 日本では70年代アメリカの文化等がテレビや雑誌で紹介され、憧れが膨らむ時代でもあったらしい。80年代はプラザ合意を経て徐々に海外旅行者が増えていく時代だが、まだまだ身近でなかったこともあり、作中ではニューヨークという大都会やアメリカのカルチャー(あと当時の治安の悪さ)に驚きを持って接する悠宇が描かれていて興味深い。
 ハロウィンはそういったアメリカ的文化の象徴として描かれたのかもしれない。

巨神ゴーグ | バンダイチャンネル|初回おためし無料のアニメ配信サービス
巨神ゴーグWeb

OVA『サムちゃんのおばけなんか怖くない』(1989/08/01)


 サンリオキャラクターのタキシードサムとチップを描いた短編オリジナルアニメ。
 ハロウィンの夜に変装し、丘の上のお屋敷へ行くが本物のお化けがいて……という展開。

魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて』第40話「もんもんモンスター」(1992/07/22)


 38話から「夢を抱きしめて」と改題された通称「海モモ」。それからすぐの40話でハロウィンが描かれる。
 街に出たモモ達はオドロオドロしい街並みやモンスターの仮装をした人を目の当たりにする。すぐ帰宅してママにその様子を告げると、今日は年に1度のホラーカーニバルで皆が仮装して大騒ぎする日と教えられる。

 ハロウィンという言葉は出てこないが、仮装パレードやジャック・オ・ランタンが出てくるように、絵面はハロウィンそのもの。モモが魔法を使わない回でもある。

映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(2000/11/18)


 1966年の秋、ベトナム戦争最中の横田基地内にあるアメリカンスクールに転校してきた少女・小夜。
 ちょうどハロウィンシーズンだったためハロウィンパーティーの準備にいそしむ生徒や職員が描かれている。

 惨劇の舞台となるハロウィン当日は、同じく横田基地で開催されるハロウィンのパレードやスクールのパーティーの様子が描写される。
 現実の横田基地でも毎年ハロウィンが行われていて、Twitter検索すると子供の頃参加していたという人や実際に参加してきたという人が見られる。
横田基地 ハロウィン - Twitter Search
 基地は一般人がホイホイ入れるものではないが、基地がある福生市では2013年からYOKOTAベースサイドハロウィンというイベントが行われていてこちらも賑わっている模様。
YOKOTA BASESIDE HALLOWEEN!2014/ヨコタベースサイド・ハロウィン

福生市の国道16号沿い福生武蔵野商店街振興組合の主催いたしました“ YOKOTA BASESIDE HALLOWEEN 2013! ”は皆様のおかげをもちまして大盛況にて終了することができました。心配された台風もそれた秋晴れの中、仮装した...

Posted by Yokota Base Side Halloween 2013 on 2013年11月10日

やさいのようせい N.Y.SALAD』第15話「びっくりカボチャ」(2007/04/27)


 天野喜孝の画集「N.Y.SALAD」のアニメ化。
 好奇心の強い芽キャベツジャック・オ・ランタンを被って他の妖精たちを驚かせるというもの。勿論ハロウィンに使われるカボチャの精も出てくる。

氷菓』第14話「ワイルド・ファイア」(2012/07/23)


 第12話から主人公達が通う神山高校の文化祭、通称「カンヤ祭」が描かれる「クドリャフカの順番」編に入るが、その中でハロウィンの仮装をするキャラが出てくる。
 古典部の部室で留守番をする奉太郎の元に、お菓子の訪問販売に訪れる製菓研究会の2人がそれ。2人の「トリック・オア・トリート」の声掛けもある。

(左は第12話「限りなく積まれた例のあれ」、右は第14話より)
 また秋という季節や文化祭という空間もあってか、校内ではハロウィン風のオブジェクトも見られる。

おじゃる丸』第15シリーズ 第68話(通算1326話)「イタズラしなきゃお菓子もらえないデイ」(2012/10/31)


NHKアニメワールド おじゃる丸 | これまでのおはなし
 ハロウィンは長期シリーズに欠かせないイベントの一つと書いたが、おじゃる丸のことを失念。現実でハロウィンが盛り上がり始めた2011~2012年の波に乗るように、ハロウィン回が2012年に放送されている。
 放送は見てないので当時見た人の感想を。

ガールズ&パンツァー』第8話「プラウダ戦です!」(2012/12/04)


 前回大会優勝校のプラウダ校との戦いを控えた夜、生徒会室に西住みほを呼び出した生徒会の面々が今までの学園の思い出話をする。
 更にアルバムを引っ張り出すのだが、その中で仮装大会の思い出としてハロウィンの格好をした写真が一瞬だけ出てくる。ハロウィンとは言わないが、黒板の文字は恐らく「HAPPY HALLOWEEN」。
 もしガルパンが戦車バトルメインではなく、日常回が続くような話だったらハロウィン回もあったかもしれない。

たまこまーけっと』第8話「ニワトリだとは言わせねぇ」(2013/02/28)


 季節が秋ということで主要な舞台となるうさぎ山商店街がハロウィンの装いを見せている。
 例えばお肉屋さんではハロウィン用のかぼちゃコロッケを売りだしたり、「RICECAKE Oh! Zee」ではハロウィン仕様の新作モチが出される等々。
 ストーリー自体はデラちゃんのダイエットやチョイちゃんの着せ替えが見られるというもので、ハロウィンが殆ど関係なく自然に溶け込んでいるのが現代っぽい。


 あと公式サイトがハロウィン仕様になった例として『VAMPIRE HOLMES』もあったそう。公式だけでなくニコニコチャンネルもハロウィンになる気合の入りよう。



 以上です。まだありましたら引き続き情報お待ちしております。


 【追記】
 ここに載ってない分のハロウィンに関係したアニメも含めて言及して頂きました。

アニメで描かれるハロウィンから日本でハロウィンが定着したのはいつ頃なのか調べた

【追記】
 この記事で抜けた分の補足記事も書きました。


 前回までのあらすじと目次。

いつ頃アニメの中でハロウィンが描かれるようになったのか。ハロウィン回を調査すれば日本で浸透し始めた時期も判るのではないか? 気になったので調べてみた。

アニメの中のハロウィン(1980~1990年代)

 作中でハロウィンを描いたアニメは、古いもので1966年放送の『ピーナッツ』がある。

wikipedia:en:It's the Great Pumpkin, Charlie Brownより)
 日本では「チャーリーブラウンとかぼちゃ大王」という題で1972年に放送され、当時の子供達にハロウィンの存在を強く印象づけたらしい。
カボチャ大王って知ってますか!?: ブツクサ徒然ぐさ
ハロウィンといえばライナスとかぼちゃ大王!って、知らない?
 その後日本では80年代後半からハロウィンが描かれ始める。しかし80,90年代のアニメを全て合わせてもそのタイトル数は両手で足りてしまうほどしか無い。日本人にとってハロウィンはまだ馴染みが薄いものだったことを表している。

小公女セーラ』第41話「妖精たちのパーティ」(1985/11/03)


 「世界名作劇場」第11作目にあたる、児童文学『小公女』のアニメ化。
 話の冒頭、明日はオールセントデイ(諸聖人の日)で今夜は前夜祭のハロウィンなのでパーティーを開くというやり取りがあり、舞台となるミンチン女子学院でのハロウィンパーティーの様子や大きなカボチャをくり抜いてジャック・オ・ランタンを作るシーンがある。
 今回調べた中では日本のアニメ史上最も古いハロウィン描写だった。

 また水に浮かんだリンゴを手を使わずに取る「Apple Bobbing」や、小麦粉の山から6ペンス硬貨を落とさないよう小麦粉を順番に削り取る「The flour game」という、実際にネイティブがハロウィンパーティーで行うゲームの描写もある。当時現地のハロウィンを調べて忠実に再現されたことが伺える(あるいはアガサ・クリスティハロウィーン・パーティ』も参考にしたのかもしれない)。
https://www.youtube.com/results?search_query=Apple-bobbing
https://www.youtube.com/results?search_query=The+flour+game
 ちなみに原作ではハロウィンパーティーがそもそも存在しない。イギリスの文化紹介という側面があったのかもしれないが、それでもまだ日本でメジャーではなかった(キデイランド原宿店が日本初のハロウィンパレードを行ったのが1983年)ハロウィンをオリジナル要素で足したことに驚く。
世界名作劇場「小公女セーラ」41話〜46話
世界名作劇場.net 小公女セーラ研究サイト:ハロウィンパーティー

OVAダーティペア』第2話「まきぞえごめん! 天地無用のハロウィンパーティ」(1987/12/21)


 TVシリーズ終了後に制作されたOVA版。SF作家の笹本祐一氏が脚本に参加しており、この2話が氏の担当回。
 ハロウィンの仮装パレードで賑わう街を舞台に事件が起こる話だが、既にこの時点で「ハロウィンは仮装して皆で大騒ぎする」という画が完成されている。
 冒頭ケイとユリがハロウィンとはどういう行事かという会話を交わすところが親切設計。
http://www.vap.co.jp/dirtypair/ova.html

勇者エクスカイザー』第36話「ハロウィンの怪物」(1990/10/20)


 勇者シリーズ第1作。放映期間が1年なので時節ネタを採り入れやすかったと思われる。
 ジャック・オ・ランタンや子供達が仮装してお菓子を貰いに回るといった基本が抑えられ、2010年代まで続く「ハロウィンって何?」から始まる解説もばっちり。
 ただし「Trick or Treat」は定番の「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」ではなく、「ごちそうか、いたずらか!」と直訳に近い言い回しになっている。

 敵ロボットはハロウィンにちなんでカボチャがモチーフだが、ふざけたデザインの割にかなり強い。
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それいけ!アンパンマン』第106話A「アンパンマンとハロウィンマン」(1990/10/29)


 長期シリーズなのでハロウィンが時節ネタとして採り入れられており、ハロウィンの日だけに現れるハロウィンマンというレアキャラが出てくる。
それいけ!バタコさん ハロウィンマン
おいでよ!アンパンマン沼 アンパンマンとハロウィンマン
 しかもこのハロウィンマン、1回限りのキャラではなくこの後も定期的に出る。というか90年代だけで計4回も登場する。
 その辺の各エピソードの詳細は「おいでよ!アンパンマン沼」さんが詳しいので以下からどうぞ。


第205話A「かえってきたハロウィンマン」(1992/10/26)
おいでよ!アンパンマン沼 かえってきたハロウィンマン
第353話A「ロールパンナとハロウィンマン」(1995/10/30)
おいでよ!アンパンマン沼 ロールパンナとハロウィンマン
第450話A「ホラーマンとハロウィンマン」(1997/10/31)
おいでよ!アンパンマン沼 ホラーマンとハロウィンマン

勇者特急マイトガイン』第36話「巨大カボチャの襲来」(1993/10/23)


 勇者シリーズ第4作。エクスカイザーに続いてのハロウィンネタとなった。
 作中ハロウィンの説明は特になく、普通にスーパーでハロウィンセールをやってたり仮装パーティーの描写がある。

 敵のロボットはやっぱりカボチャ。

ママレード・ボーイ』第34話「別れの予感「ハロウィンパーティーのたくらみ」」(1994/10/30)


 女の子向けニチアサアニメの先駆け。
 佐久間すずは光希と遊の仲を裂き、光希に好意を寄せる蛍と引き合わせようと企てるが、その場所に選ばれるのがすずの自宅で開かれるハロウィンの仮装パーティー
 作風がトレンディドラマだからかハロウィンネタも自然に感じる。

愛天使伝説ウェディングピーチ』第29話「ハロウィンな魔女」(1995/10/18)


 街中の賑わいを見ながらハロウィンの解説になるが、カトリック万聖節の前夜祭がいつからか子供達が仮装して遊ぶお祭りになった、と結構詳しい説明が入る。

 その説明の流れで子供達のために、と保育園でパーティーが開かれる展開に。「Trick or Treat」の訳は「何かをくれ、じゃないと脅かしちゃうぞ~」。

ちびまる子ちゃん』第2期 第43話「「ハロウィンパーティーをやろう」の巻」(1995/10/29)


 ちびまる子ちゃんも長期シリーズということでハロウィンネタをやっている。
 花輪君が友人のアメリカ人のハロウィンパーティーに招待されてるという話から、永沢君やまる子が自分達もパーティーしようと話が広がっていく。

 ここでの「Trick or Treat」訳は「いたずらされたくなかったらお菓子をよこせ~」。


ちびまる子ちゃん』第2期 第246話「怪盗ハロウィンあらわる」の巻(1999/10/31)
 また1999年のハロウィンの日にもハロウィンネタが放送。この時は花輪邸で仮装パーティが開かれていた。
 作中の舞台は70年代なのにハロウィン!? というツッコミもあるが、70年代ならギリOKという気はする。

赤ちゃんと僕』第17話「ハロウィンな藤井君」(1996/11/07)


 ハロウィンが近づき、興味を示す弟のために主人公の拓也は友達と手作りのハロウィンを企画する。やはりハロウィンは子供達のためにあるものなのだ。

 ちなみに拓也がハロウィンを知っているのは、母親が存命の時に教えられたからという回想が入る。

スーパードール★リカちゃん』第4話「ハロウィンのお客さま」(1998/10/27)


 10月放送開始のアニメということもあるが、わずか4話目でハロウィン回。
 主人公のリカちゃんが通う学校がカトリック系っぽいこともあり、自然な流れでハロウィンの説明が入る。
 「Trick or Treat」の訳も「お菓子をくれないといたずらするぞ~」とよく聞くフレーズ。
第04話 ハロウィンのお客さま: ならば死ねッ!

花さか天使テンテンくん』第4話「お化けで大騒ぎ!ハロウィンの怪談話」(1998/10/31)


 こちらも季節に合わせて4話目でハロウィン回。ハロウィンは1年に1回のお化けの日というやや雑な説明。
 特殊メイクのサイダネで仮装したヒデユキとクラスメート達で先生を驚かそうと夜の学校へ忍び込むのだが、ひょんなことから本物のお化けが現れ騒動に巻き込まれていく。

 アニメのハロウィン回は仮装やパーティーをする話と、死者が蘇るというところから肝試しなど怖いイベントや騒動に巻き込まれる話とに大きく分けられると思う。テンテンくんのこの回は後者。
アニメ情報

サウスパーク』第7話「Pinkeye(邦題:ケツ膜炎ゾンビ計画)」(1999/11/28、米では1997/10/29放送)


 日本よりも遥かにハロウィンが身近なアメリカでは、アニメのハロウィン回が積極的に作られている。その全てをここで紹介するのは無理なのでサウスパークの紹介だけ。
 サウスパークは1997年8月31日に本放送が開始し、同じ年の10月に初のハロウィンスペシャルが制作される。詳しいあらすじはWikipediaが詳しいのでそちらで。というか英語だけど公式で動画が見られる。
 その後もハロウィンエピソードが何本も作られるがここでは割愛。
wikipedia:ケツ膜炎ゾンビ計画
http://southpark.cc.com/full-episodes/s01e07-pinkeye
Pinkeye | South Park Character / Location / User talk etc | Official South Park Studios Wiki
 

アニメの中のハロウィン(2000年代)

 80,90年代で10本程しかなかったハロウィン回だが、2000年代に入るとその数は2倍以上に跳ね上がる。特にアニメの本数が2000年代で最大だった2006年を境にグッと増加。
 現実ではハロウィンブームの下地となった1997年開始の川崎のパレードと東京ディズニーランドのイベントに加え、USJでも2011年からハロウィンイベントが始まる。
 また2000年代後半になると菓子メーカーもハロウィン商戦に参入していったので、2000年代中盤以降はアニメ的にも一般的にもハロウィンが根付いていった時期と言える。
 余談だが『ラブひな』第10巻(2001/01/15)収録の第86話ではハロウィンパーティーの描写がある。


【全巻無料】ラブひな 10巻 - 赤松 健 | 男性向け漫画が読み放題 - マンガ図書館Zより)

だぁ!だぁ!だぁ!』第24話「停電ハロウィン」(2000/10/31)


 冒頭からジャック・オ・ランタン作りに精を出す未夢が、地球の風習を知らない宇宙人のワンニャーを通してハロウィンの説明をするのが上手い。
 定番の仮装コンテストもあるし、話自体も死者を弔うハロウィンらしいものになっている。
 実況では舞台が寺なのにハロウィン……という声もあったが、寺の息子がハロウィンってはしゃぐのも何だし、と彷徨が自己ツッコミする描写がある。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~yukidaru/kansou/24.htm

映画『カウボーイビバップ 天国の扉』(2001/09/01)


 TV版放送後に制作された映画版。2071年のハロウィンで賑わう火星の都市・アルバシティーが舞台。

 ちょうどクライマックスシーンでハロウィンの日を迎え、市民の仮装パレードを見ることができるが、ニューヨーク辺りで行われていそうなパレードを緻密に再現したアニメはこれが初めてだと思う。
 『ダーティペア』のように地球から伝わったようだが、火星の公転周期を考えると1年に2回やってるのか気になる。

『も~っと!おジャ魔女どれみ』第46話「ハチャメチャ魔法忘年会」(2001/12/30)


 TVシリーズが4年続いたおジャ魔女どれみの3期目。シリーズを通してハロウィン回は無かったが一度だけハロウィンに触れた回がこれ。
 大晦日にやり残したイベントを魔法で一気にこなそうとする中でハロウィンが出てくる。アメリカからの帰国子女であるももこが魔法を発動するところがポイント。勿論解説も入る。
も~っと!おジャ魔女どれみ第46話『ハチャメチャ魔法忘年会』感想&紹介

ぴたテン』第3話「きもだめしの楽しみ方」(2002/04/21)


 ハロウィン回だがハロウィン回でない話。
 どういうことかというと肝試しをするという話は共通しているのだが、原作ではLesson 4「ハロウィンの楽しみ方」というタイトルだったところが、アニメではハロウィンの設定自体が無くなっている。
 スイカをくり抜いた被り物を見た湖太郎も「ハロウィンじゃないんですから……」という反応。

しましまとらのしまじろう』第450話「カボチャの王様」(2002/10/28)


 カボチャの王様コンテストに出品するため大きなカボチャを育てたメエメエ博士だったが、ボールが飛んできてカボチャに傷がついてしまう。
 落ち込む博士のためにしまじろう達は代わりのカボチャを探そうとする。
 作中ハロウィンという言葉も雰囲気も全くないのだが、喋るジャック・オ・ランタンが出てきたり放送時期といいハロウィンを意識したものになっている。

デ・ジ・キャラットにょ』第59話「何か屋でアルバイトにょ」(2003/10/26)


 でじこ達がアルバイトするというハロウィンとは全くもって何の関係もない話なのだが、放送時期がハロウィンと近いせいかカボチャのキャラや被り物が出てくる。

とっとこハム太郎』第173話「とっとこハロウィン! 大へんしん」(2003/10/31)


 平成の長期シリーズアニメの一つ。173話目にしてハロウィン回がある。
 ロコちゃん達がハロウィンパーティーに行くのを知ったハム太郎達が自分たちでもパーティーを開こうとする。ハムスターだって仮装したい時がある……。
 2012年放送の第5期シリーズではこの話が10月27日に再放送された。
第173話 「とっとこハロウィン!大はしゃぎ」
Ham-Ham Halloween! | The Hamtaro Wiki | Fandom
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とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!』第224話「とっとこジャンガル! ハロウィンじゃん」(2004/10/29)
 またこの話の翌年に開始した第2期「はむはむぱらだいちゅ!」でもハロウィン回が放送された。
第224話 「とっとこジャンガル!ハロウィンじゃん」

名探偵コナン』第345話「黒の組織と真っ向勝負 満月の夜の二元ミステリー」(2004/01/05)


 長期シリーズといえばコナン君も。シーズン9最初の話で季節外れのハロウィンが描かれる。
 船上で開かれるハロウィンパーティーに小五郎等が招待されるのだが、化け物や魔女の仮装が基本でカボチャは一切出てこずハロウィン度は低め。
事件ファイル|名探偵コナン

それいけ!アンパンマン』第772話B「クリームパンダとハロウィンマン」(2004/10/29)


 1997/10/31放送の第450話「ホラーマンとハロウィンマン」から実に7年ぶりにハロウィンマンが登場。かなり間が空いたのは何か理由があったのだろうか。
おいでよ!アンパンマン沼 クリームパンダとハロウィンマン
 この後は2年おきに登場している。


第865話B「ばいきんまんとハロウィンマン」(2006/10/27)
おいでよ!アンパンマン沼 ばいきんまんとハロウィンマン
第961話B「ビクビクちゃんとハロウィンマン」(2008/10/31)
おいでよ!アンパンマン沼 ビクビクちゃんとハロウィンマン

マシュマロ通信』第30話「マシュマロタウンのハロウィーン!」(2004/10/31)


 街外れにある城の主人、カボチャ大王からパーティーの招待を受けたサンディ達が新聞部の取材を兼ねて参加する。やっぱり仮装。
 舞台が東ヨーロッパにある架空の国ということもあってハロウィンが自然に溶け込んでいる。
ハロウィンの思い出:"友情"って、やめられない甘いヴァニラ。: 幽衷部〜ゆぅちゅぅぶ

ビューティフルジョー』第38話「よみがえる黒い翼!の巻」(2005/6/25)


 筋書きをバッドエンドに改変された映画の世界を救うゲームのアニメ化。
 ジョー達はハロウィンがテーマの恋愛映画の世界を訪れるのだが、そこは永遠にハロウィンの前日を繰り返す「ハロウィンイヴタウン」だったという内容。ビューティフル……ドリーマー!

シュガシュガルーン』第18話「超こわ!ハロウィン肝試し!?」(2005/10/29)


 主人公のショコラ達が通う萌黄学園のハロウィンパーティーで、実行委員になったショコラが肝試しを提案する話。
 ショコラは人間界の風習に詳しくないためハロウィンの説明を受けるが、おジャ魔女と同様主人公が魔女なのでハロウィンネタがやりやすかったのかもしれない。

おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~』第31話「もう一度踊れたらイイナ!」(2006/10/29)


 マイメロのライバル・クロミの誕生日(10月31日)を記念した特別回で、1年目に引き続き人間化するエピソード。
 1期の時は思いを寄せる柊恵一のバイオリンコンクールの受賞パーティーに合わせて人間化したが、2年目はハロウィンの仮装パーティーが舞台になる。
第31話「もう一度踊れたらイイナ!」

ケロロ軍曹』3rdシーズン 第133話「アリサ 闇の狩人 ハロウィン大騒動! であります」(2006/10/27)


 長期シリーズ+季節ネタといえばケロロ軍曹も外せない。ばっちりハロウィン回をやっていて、新キャラのアリサが初登場の回でもある。

 舞台となるのは西澤家主催の仮装パーティー。ちなみにケロロ達の仮装は言うまでもなく『怪物くん』。

ヤマトナデシコ七変化』第6話「夢見るハロウィン」(2006/11/07)


 ハロウィンを楽しみにしていたスナコだが、風邪で寝込んでいる間に10月が終わっていたことを知り、ショックで落ち込んでしまう。
 その後スナコの数少ない友人の乃依が落ち込んでる理由を察し、ハロウィンパーティーをやろうと企画するという話。ええ子や……。

桜蘭高校ホスト部』第21話「いつかカボチャになる日まで」(2006/08/22)


 桜蘭高校では10月の末日まで休校になるので、その間学院内での仮装パーティーや親睦を兼ねたクラスのイベントが許可されている。そこでハロウィンということもあり肝試し大会が提案される。
 原作3巻のハロウィン編と8巻の肝試しの話を合体させたエピソード。
 アニメでハロウィンといえばまず確実にキャラが仮装するが、その次に多いのは肝試しだと思う。

リトル・アインシュタイン』第25話「ぼくたちの たのしいハロウィーン」(2007/03/22)

 サウスパークの項でアメリカのアニメ、カートゥーンはハロウィン回が多すぎるので全部触れないと書いたけど、これは一応地上波で放送されたので。
 編成上仕方ないことかもしれないけど、3月にハロウィン回ってちょっと何とかならなかったのだろうか……。
あにてれ:リトルアインシュタイン

味楽る!ミミカ』第121話「ミラクル☆ハロウィーン」(2007/10/15)


味楽る!ミミカ(月) ミラクル☆ハロウィーン : labcom.info
 NHK教育(当時)で放送されていたアニメパートと実写パートがある子供向け料理番組。
 この年の10月第3週がハロウィン特集で、5日間に渡ってハロウィン回が放送された。子供向けらしくハロウィンとは何か? から始まり、仮装をしつつカボチャ料理を作る流れになっている。
味楽る!ミミカ(月) ミラクル☆ハロウィーン : labcom.info
味楽る!ミミカ(火) 七人の☆ハチ : labcom.info
味楽る!ミミカ(水) カボチャの☆大へんしん : labcom.info
味楽る!ミミカ(木) まほうの☆おかし : labcom.info
味楽る!ミミカ(金) ケイコ先生の☆イタズラ : labcom.info

ちびまる子ちゃん』第639話「カボチャがごろごろ」の巻(2007/10/28)

 1999/10/31以来のハロウィン回。この話は実際に見てないので当時の感想を漁ってみると、

花輪家に到着したまる子達。しかし花輪家はハロウィンスタイルで彩られており、ハロウィンを全く知らないまる子達は、色々と憶測を述べていました。

過去ログ 10月B

 90年代に2回もやってたのに! まる子時空が発生している。実況では70年代にハロウィンwwwwwwなどと再びツッコまれていた。
 ちなみに今年は宝くじ「ちびまる子ちゃんクラッチ ハロウィン編」が発売された。

宝くじ「ちびまる子ちゃんスクラッチ ハロウィン編 」発売 | ニュース | NIPPON ANIMATION

我が家のお稲荷さま。』第19話「お稲荷さま。芋を焼く」(2008/08/11)


 主要な舞台となる鈴ノ瀬町のイベントでハロウィンの仮装行列が開かれる。
 子供達を引き連れて各家庭へお菓子を貰いに回るという極めてオーソドックスなスタイル。ハロウィンとは何かという解説は特に入らない。

あたしンち』第290回(通算564話)「それぞれのハロウィン」(2008/11/01)


 みかんと友達の弁当に偶然カボチャが入ってたことからハロウィンの話が広がっていく。また立花家に仮装して訪ねてきた子供にカボチャを振る舞う話も。
 ハロウィンに何をするかという知識はあっても起源を知らないみかんとクラスメートがその話題で盛り上がるが、「日本じゃハロウィンはマイナーだな」という吉岡の一言が興味深い。
 ちなみに今年のハロウィンの日には公式Twitterでコスプレみかんのイラストが公開された。

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』第13話「そうだハロウィンをしよう!」(2009/03/27)


 2000年代の伝統芸能とも言える「キョン!○○するわよ!」。当然のようにハロウィンも行われている。
 といってもハルヒはハロウィンが何の日か知らないため手探りでそれっぽいことをするが、どんどんハロウィンから離れていくという話(その後鶴屋さんから教えられる)。

うみねこのなく頃に』第7話「EpisodeII-II early queen move」(2009/8/12)


 同名の同人ゲームのアニメ化。各エピソードごとに話数が分かれており、6話から始まるepisodeIIの2話目(つまり7話)でハロウィンが描かれている。
 物語の舞台となるのは1986年の10月4日だが、この世界の街中ではハロウィンのショーウインドーが見られたり、港の売店でハロウィンの商品が置かれていたりと浸透している様子。
第7話 EpisodeII-II early queen move


第8話「EpisodeII-III week square」(2009/8/19)

 続く第8話では島の礼拝堂に残された血文字と殺人現場の様子が、ハロウィンと関連付けられたものになっている。
第8話 EpisodeII-III weak square

毎日かあさん』第27話「ハロウィン」「なじまず」(2009/10/21)


 放送時期が10月ということでハロウィンが扱われており、「ハロウィンはカトリックの伝統行事」という説明が入る。
 「クリスマスだバレンタインだと日本人はすぐ影響される」とかあさんは否定的で、恐らくアニメで初めて日本人が行うハロウィンへの批判(という程でもないが)が展開された回でもあると思う(その後は自分もちゃっかり楽しんでいる)。
 子供達と近所へお菓子を貰いに回るがお菓子とは程遠いものばかり集まり、ハロウィンまだまだ日本の風土に馴染まず! というオチ。

 同じく27話の「なじまず」では子供が通う保育園のハロウィン仮装パーティーが描かれている。
 が、一部の参加者はハロウィンをよく分かっておらずとにかく仮装して騒ぎたいだけで、ハロウィン関係ないし祭りなら何でもありかい! というかあさんの叫びが描かれていて面白い。
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『極上!!めちゃモテ委員長』第30話「Ohロミオさま!テモテモの恋ですわっ」(2009/10/24)


 主人公が通うMM学園ではハロウィンに仮面ダンスパーティーが開かれる。
 一緒に踊ったカップルは永遠に結ばれるという伝説があることから、主人公の未海やペットのテモテモが好きな相手を誘おうと意気込むのだが……という回。
 同じ悩みを抱える内気な女の子にジャック・オ・ランタンの被り物を渡して、ロミオとジュリエットの劇に出させるという展開もなかなかぶっ飛んでいる。

『スティッチ! いたずらエイリアンの大冒険』第3話「ハロウィーンはスティッチvs.バンパイア」(2009/10/27)


 日本独自のシリーズだが元がアメリカのアニメということや、海外での放送もあったためかハロウィン回がある。
 沖縄特有の民家を背景にお菓子を貰いに回る画が新鮮。なお「Trick or Treat」の訳は定番の「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ」。
 日本ではハロウィンのシーズンに放送されたが、英語圏での初放送は2012年1月6日と季節外れのものになっている。
tv asahi|テレビ朝日
 

アニメの中のハロウィン(2010年代~)

 2010年代に入るとこの流れは更に加速する。2015年現在でハロウィンを扱ったアニメの数はTV、OVA、映画等を合わせると既に70本以上。90年代が約10本、2000年代が約30本なので倍々以上で増えていることになる。
 しかもこれは2010年代中盤の現時点での話なので、残りの年数を考えると最終的には100本を超えるのではないか(予想)。もはや10月といえばハロウィン回という流れが完全に定着している。


 本数別で見ると2014年が突出。

2010年 9本
2011年 9本
2012年 10本
2013年 10本
2014年 20本
2015年 15本

 現実では2012年にハロウィンがブレイクした感覚があるが、翌年のアニメにその影響が表れたのか『アンパンマン』『ドラえもん』『ジュエルペット』といった長期シリーズでは2013年を境に毎年ハロウィン回が見られるようになる。
 そして2014年には『プリキュア』『プリパラ』『アイカツ』『妖怪ウォッチ』も巻き込んで、長期シリーズには欠かせないイベントの一つになった。


 各年の傾向を見ていくとこれまでは時期外れのハロウィン回もあったが、2010年以降はきちんと10月に実施されてるアニメが多い。
 ただ時節ネタを現実の季節に合わせてやるには4クールなど長期シリーズの必要があるので、必然的にキッズアニメや30分枠よりも比較的小回りの効くミニアニメ・ショートアニメで多く見られる。実際原作にハロウィンネタがある作品なら別だが、1クールの深夜アニメでは殆どない(『みなみけ』や『キルミーベイベー』はOVAでハロウィン回が収録された)。

トランスフォーマー アニメイテッド』第10話「クモ女の影」(2010/06/05、米では2008/02/09放送)


 ハロウィンの日とオプティマスの過去が交錯する回。サリやバンブルビー達は仮装したりカボチャを選んだりとハロウィンを楽しんでいる。
 公式サイトのあらすじでは「街はハロウィン一色。サリはバンブルビーたちにハロウィンの慣習を教える。」とあるが、日本版ではハロウィンの説明が要らないと判断された? のか、この下りはカットされている。
 その他にもカットシーンはあって、

他、サリとバンブルビー・アイアンハイド一行が家々からおかしをもらって喜んだり、子供たちが家々をねり歩くところなどがぶつぶつと切られています。

■トランスフォーマーアニメイテッド 10話感想-海底ガガン

 そこは切らないで欲しかった……。
トランスフォーマー アニメイテッド|テレビ愛知

うっかりペネロペ』第2期 第23話「ペネロペのたのしいハロウィン」(2010/09/13)


 2009年に第2シリーズが放送されたが、その時ハロウィン回は未放送で後にDVD「家族といっしょ編」に収録となった。
 その後2010年から何度か地上波で放送された。
http://penelope.tv/animation/story06.html

『クッキンアイドル アイ!マイ! まいん!』第122話(第2期)「妖精の国でハロウィンパーティー!?」(2010/10/19)


 熱狂的な視聴者を生み出した『味楽る!ミミカ』に続くNHK教育の子供向け料理番組。
 第1期の48話(2009/10/28)では料理がかぼちゃのクラムチャウダーとハロウィンにちなむものだったが、本編アニメにハロウィンが絡むのはこれが初。
 食卓の子供達が笑顔になると妖精が生まれることから、妖精の国に召喚されたまいんちゃんが料理を作らされる話だった。

 料理パートではハロウィンということでカボチャ料理のパンプキンパイが作られた。
パンプキンパイ:セーリアの部屋(まいんレシピ):SSブログ


第263話(第4期)「ハロウィンは UMA 記念日!?」(2012/10/10)
 2年後にも再びハロウィン回。まいんパパがハロウィンにはまだ早いのに夫婦の記念日そっちのけでハロウィンを祝おうとして、夫婦仲がこじれる話になっている。
http://ameblo.jp/ku-maku-ma1/entry-11368833064.html
しいたけミニバーグ:セーリアの部屋(まいんレシピ):SSブログ
第264話(第4期)「みんなの記念日ハッピーハロウィン」(2012/10/11)
 こちらは仲直りパート。まいんちゃん一家でハロウィンパーティーをすることになる。料理はハロウィンクッキー。
http://ameblo.jp/ku-maku-ma1/entry-11368834146.html
ハロウィンクッキー:セーリアの部屋(まいんレシピ):SSブログ

たまごっち! ハッピーハーモニー編』第52話(通算103話)「パンプキンミントン! はじまるだっち」(2010/10/25)


 6年間にわたって放送された『たまごっち』のアニメ。2年目前半でハロウィン回がある。ちなみにたまごっちの世界ではハロウィンはたまウィンと呼ばれている。
 バドミントンをするイベント「パンプキンミントン」があるということで、賞品目当てで参加する面々が描かれるが、本当にバドミントンをする様子が続くだけでハロウィン要素は薄い。


たまごっち! みらくるフレンズ』第9話(通算201話)「どやっ!たまウィンで大騒ぎ!!」(2013/10/31)

 第3期「みらくるフレンズ」では未来から来たみらいっちとくるるっちに、この時代のたまウィンはパンプキンを食べたり飾ったり街中で色々なことをするという説明がある。
 学校ではパンプキン料理の店を出したり仮装をするイベントがあったりと、1期の時と比べてハロウィンを楽しむ様子が描かれている。


『GO-GO たまごっち!』第30話(通算251話)「輝く笑顔!ハッピーたまウィン(前編・後編)」(2014/10/30)

 第4期でもハロウィンが描かれる。
 第3期では学園祭の延長という感じだったが、4期ではたまウィン一色のドリたまタウンに繰り出してお菓子を貰う描写があったりと、より現実のハロウィンに近いものになっている。
 今回のたまウィンは「トリック・オア・トリート、イタズラされたくなければお菓子を下さい」という言葉が重要だと説明する場面も。

スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~』第13話「魔女屋敷でハロウィーン・パーティー」(2010/10/26)


 10月ということで『スティッチ! いたずらエイリアンの大冒険』に続いてのハロウィン回。
tv asahi|テレビ朝日

それいけ!アンパンマン』第1056話B「フランケンロボくんとハロウィンマン」(2010/10/29)


 2010年代も出てくるハロウィンマン。相変わらず無口で、ばいきんまんにパンプキンパイを振る舞ったりする。

 2004年から2年おきに登場してきたが、2013年からは毎年現れるようになる。


第1193話A「コキンちゃんとハロウィンマン」(2013/10/25)

あんぱんち 「コキンちゃんとハロウィンマン」「アンパンマンともなか三兄弟」
第1240話A「ハロウィンマンとプリンちゃん」(2014/10/31)
あんぱんち 「ハロウィンマンとプリンちゃん」「カレーパンマンとクリ・キン・トン」
第1287話A「ちびおおかみとハロウィンマン」(2015/10/30)


あんぱんち 「ちびおおかみとハロウィンマン」「かつぶしまんとおかゆちゃん」

『Sebatan』第27話「ハロウィン」(2010/10/30)

 短編エコアニメのセバタン。2010年代はこうしたミニアニメでハロウィン回が多く見られるのが特徴的。
http://sebatan.com/p_anime.html#sebaanime27

ケロロ軍曹』7thシーズン 第338話「小雪 ハロウィンの日に であります」(2010/10/30)


 2006年放送の3rdシーズン第133話に続いて2回目のハロウィン回。
 前回は小雪からハロウィンについて聞かれ、よくわからず日本のお盆みたいなものと説明していた夏美だが、この話では「子供がお化けの格好でご近所を回ってお菓子を貰うお祭り」と理解度が増している。
 ちなみにケロロは「ガンプラくれなきゃ侵略するぞ」というフレーズでご近所を回っていた。

ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』第31話「小さな魔女みつけたでち☆ぷりっ!」(2010/10/31)


 セガから『オシャレ魔女 ラブandベリー』の後継企画として誕生した女児向けカードゲームのアニメ化。
 ハロウィンの季節らしく商店街の仮装フェスティバルに参加するため、衣装を作るというストーリー。

 CGライブパートでは『プリティーリズム』や『アイカツ!』に先駆けてハロウィンコーデを披露。
 2010年代はアイドルアニメや女児向けコーデ系アニメが数多く作られるが、単なる仮装とは別にハロウィンコーデが定番化したのはこの年代の特徴といえる。


『のりのり♪のりスタ「ひめチェンおとぎちっくアイドルりるぷりっ」』第30話「楽しく過ごそうハロウィンナイト☆ぷりっ」(2011/10/26)

 翌年『のりのり♪のりスタ』枠で放送された第2期でも季節ネタでハロウィン回がある。

BLEACH』第304話「外伝再び!今度の敵はモンスター!?」 (2011/01/11)


 原作の扉絵から着想を得て描かれた扉絵シリーズの第2弾でハロウィンがモチーフ。
 一護はフランケンシュタインルキアサキュバスと各キャラがモンスター化しており、モンスターハンターとクリスタルをめぐる戦いになるというオリジナルストーリー。

Aチャンネル』第9話「プレゼント」(2011/06/03)


 現実の放送日は6月だが作中が10月ということでハロウィンの話題から、原作のお菓子作りの話を絡めたエピソードになっている。
 アバンでナギが「何か最近急に日本でも定着してきた気がする」と話すが、これはアニメオリジナルのシーン。
Aチャンネル アニメ・原作対応表 (第9話) | 三四郎雑記2nd

ヘタリア World Series』エクストラエピソードII(2011/07/22)


 アニメ第3・4期の番外編として制作されたエクストラエピソードの2回目でハロウィンが描かれる。
 ハロウィンの商業化が進んだアメリカは特に出てこず、ポーランドリトアニアやフランスなど欧州のキャラが仮装する姿が見られる。
 ちなみに日丸屋秀和氏のサイトで原作となる漫画が公開されている。
Hetalia World Series Extra EP (第3期の海外反応) : AxisPowersヘタリア 海外の反応


ヘタリアThe Beautiful World(第5期)』第12話「めりーはろうぃーん!」(2013/04/12)

 こちらではアメリカとイギリスのハロウィン対決に巻き込まれる日本が描かれている。
 日本にハロウィンを説明する際、イギリスはカボチャではなくカブを使うといったトリビアが出てくるのがヘタリアらしい。同じく作者のサイトで漫画が閲覧可能。
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ヘタリアThe Beautiful World 第12話 海外の反応 : AxisPowersヘタリア 海外の反応


ヘタリア The World Twinkle(第6期)』えくすとらでぃすく「サプライズ・ハロウィーン!」(2016/02/24)

 第6期の番外編として2016年2月24日に「えくすとらでぃすく」が発売になる予定で、初の長尺アニメ『サプライズ・ハロウィーン!』が収録される模様。
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『日常』第18話「日常の第十八話」(2011/07/30)


 18話内のエピソード「日常の74」「日常の75」でハロウィンの話がある。
 麻衣ちゃんからタダでお菓子がもらえると聞いて隣町へ向かうゆっこだが、待ち合わせに現れたのは甲冑姿の麻衣ちゃんだった。
 その後「日常の75」でお菓子をもらおうと民家を尋ねるが、ハロウィンは1週間前とツッコまれとぼとぼと帰宅する2人の姿が描かれる。

にゃんぱいあ The Animation』第11話「ハロウィン」(2011/09/14)


 元々同人誌から始まったらしい子猫キャラ達が出るミニアニメ。
 にゃてんしから「ハロウィンとは子供が仮装してお菓子をもらい歩くという伝統行事」という説明を受けたにゃんぱいあ達が仮装する話。

プリティーリズム・オーロラドリーム』第30話「ドキドキハロウィンはときめきじゃナイト☆」(2011/10/29)


 タカラトミーシンソフィアが共同開発した女児向けゲームのアニメ化。
 登場人物の中でりずむだけハロウィンを知らず、「10月31日の夜に行われる外国のお祭りで子供達が仮装してお菓子を集めて回る」と詳しい説明がされる。
 ハロウィンパーティーの舞台となるのは横浜元町商店街だが、実際の元町も2000年からイベントをやっているらしい。

 ハロウィンなので仮装は勿論あるのだが、肝心のCGライブパートは特にハロウィンコーデではない(ただし3人で行うTrioジャンプはハロウィンの特別仕様)。


プリティーリズム・ディアマイフューチャー』第30話「ハロウィンコーデはラブミックスコンチェルト」(2012/10/27)

 翌年のシリーズ第2作でもハロウィン回がある。
 劇中の男子2人組ユニット「ラブミックス」のデビューイベントとハロウィンが絡み、客も仮装して愛の告白をするという恋愛要素がより強まったイベントになっている。
 ハロウィンコーデの披露もあるが、何故かプリズムショーがCGで描かれていない(制作上の都合?)。


プリティーリズム・レインボーライブ』第30話「誓いのクロスロード」(2013/10/26)

 第3作では主人公達が北海道へ修学旅行に行くのでハロウィン回はないかと思いきや、お店の留守番をしているべる・おとは・わかながハロウィンの飾り付けをし、ハロウィンプリンセスコーデで着飾る描写がある。
 しかし北海道だし流石にプリズムショーはできないだろう、と思ったらクーさんが夜通しトラックで走ってきてショーをするという予想外の展開。

 ステージと衣装もちゃんとハロウィン仕様。

『スイートプリキュア』第37話「ワクワク! ハロウィンでみんな変身ニャ!」(2011/10/30)


 女児向けアニメとして揺るぎない地位を築くプリキュア。8年目にしてハロウィン回が描かれる。
 ハロウィンを知らない妖精のハミィを通して「色んな仮装をして楽しむお祭り」という簡単な説明が入る。

 また全体的に見ても重要な回で4人の変身バンクが初披露だったり、アコちゃんメイン回でアコちゃんがクッソ可愛かったりする(重要)。

 勇者シリーズのように敵はカボチャ。


ハピネスチャージプリキュア!』第37話「やぶられたビッグバーン!まさかの強敵登場!」(2014/10/19)

 次にハロウィンが描かれるのは11作目。舞台となるぴかりヶ丘でのハロウィン祭りで仮装する姿が見られる。
 スイプリの時と違いハロウィンの説明は特に入らないので、それだけハロウィンが浸透したということかもしれない。

 敵はやっぱりカボチャ。

 ちなみにスイプリとハピチャの間の『スマイルプリキュア!』と『ドキドキ!プリキュア』でハロウィン回はなかったが、公式カレンダーで10月の絵柄がハロウィンになっている。


映画『Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』(2015/10/31)

 現在放送中の『Go!プリンセスプリキュア』では本編でハロウィンが描かれない。というかこの時期ははるかがカナタから「プリンセスになんてなるな!」と言われてそれどころではなかった。
 その代わり映画ではハロウィンがモチーフになっており、パンプキン王国等で活躍するプリキュアの姿が描かれている。
 キャッチコピーは「ハロウィン・パーティでごきげんよう! みんなの希望の力で、開け!夢への扉!!」。
フリーザ様に悟空メソッドで立ち向かうプリキュア 映画「プリンセスプリキュア」初日舞台挨拶レポ - エキサイトニュース
プリキュアはずっとかぼちゃを頭にかぶっている予定だった。映画「プリンセスプリキュア」宮本監督に聞く - エキサイトニュース
第一印象の良い人には気を付けろ。映画「プリンセスプリキュア」宮本監督に聞く - エキサイトニュース

戦国☆パラダイス -極-』第4話 「悪戯南瓜」(2011/10/31)


 女性向け携帯ゲーム『戦国☆パラダイス』を原作とした3分のミニアニメ。
 「南蛮南瓜祭」という海外のお祭りを提案する甲斐姫とそれに乗る政宗、秀秋が悪戯甘味処という茶屋を開こうとする。なお最後まで何のお祭りかは理解せずに終わる。

じょしらく』第十席「唐茄子屋楽団/新宿荒事/虫歯浜」(2012/09/07)


 魔梨威さんがハロウィンに貰ったお菓子が全然ハロウィンぽくないところから、なぜ日本でハロウィンを祝うようになったのか話し合うという導入が『じょしらく』らしい。
 浦安方面で流行らせたという話やバレンタインのように産業界主導ではとか、水島努監督直々の脚本回のためかかなり際どいネタが続くが、最終的にお菓子をくれたらデスメタルを歌うというところに行き着く。
かいがいの : じょしらく 10話 「唐茄子屋楽団 新宿荒事 虫歯浜」 海外の感想
久米田康治ワールド Wikiサイト

OADみなみけ ~おまたせ~』第1話「魔法の言葉」(2012/10/05)


 単行本第10巻限定版のOADで、同じ10巻収録の第185話を元にしたハロウィンエピソードがアニメ化されている。原作は連載7年目にして初ハロウィン。
 南家で行われているハロウィンパーティーに来たマコちゃんだが、ハロウィンを知らなかったので仮装したカナ達が教えるというもの。
[マンガ感想] みなみけ 第185話 「魔法の言葉」 | 三四郎雑記2nd
[アニメ感想] みなみけ おまたせ (コミックス第10巻・DVD付き初回限定版) | 三四郎雑記2nd

『黒魔女さんが通る!!』第19話~第21話「黒魔女さんのハロウィーン」(2012/10/17~2012/10/31)


 あることから魔界警察に追われる身になった黒魔女のギュービッドと、それを助けようとするチョコを描いたエピソード。1話7分の短編なので3回に渡って放送された。
 題名にハロウィンが入っているが、ハロウィン要素が出てくるのは最後の方だけ。
http://www.shin-ei-animation.jp/kuromajyo/story/

NARUTO -ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』第30話「先輩の芸術はいつでも爆発中です!」(2012/10/23)


 ロック・リーを主役とした『NARUTO』のスピンオフ。本編では見られないようなネタだが、このアニメでは30話のBパートでハロウィンが描かれる。
 綱手がハイカラな祭りをしようとハロウィンを企画するのだが、準備を任されたリー達はハロウィンがどういうものか分からない。それを見たデイダラがリー達を利用して木ノ葉の里を恐怖に陥れようと画策する。
 デイダラもハロウィンを知らなかったが、冒頭でトビから「死者の霊や精霊や魔女が街中に現れる怖くてドキドキのお祭り」「具体的には皆で恐ろしい仮装をして“トリック・オア・トリート”と言いながらお菓子を集めたりパーティーでドンチャンしたり……」と説明し「外国のお盆」とまとめるシーンがある。

しろくまカフェ』第30話「ハロウィーン/ラマデー」(2012/10/25)


 ハロウィンということで仮装してお菓子を貰いに行くことにしたシロクマくん達。ところがビーフジャーキーや盆栽などお菓子とは程遠いものばかり集まってしまう。
 パンダくんの「今日はお菓子が貰える日なんだよ」という一言に対して笹子さんが「ハロウィンのことかな?」というやり取りがあるだけで、ハロウィンについて特に詳しい説明はない。

GJ部』第10話「芸術と食欲と襲撃の秋」(2013/03/13)


 中等部にGJ部を作った霞達がハロウィン前に仮装して部室を訪れる。何故ハロウィン前かというと、よく訓練されたGJ部員はハロウィン当日に襲撃しても普通だからとのこと。
 「お菓子かいたずらか~」と直訳気味のフレーズでお菓子をもらおうとする霞ちゃんが可愛い。

OVAキルミーベイベー』「ぶつぞうけがってにせはろうぃーん」(2013/10/16)


 TV放送でアニメ化されなかった原作エピソード8つを集めたオムニバス形式のOVA。その内の1つにハロウィンエピソードがある。
 ハロウィンだからソーニャに訓練してあげようと絡むやすなや、賞金が出る商店街の仮装コンテストに出場しようとする2人が描かれている。

 ちなみにTVアニメの10話ではクリスマスなのにハロウィン等をごちゃ混ぜにしたあぎりさんが登場。「現金オアトリート」の名言を残す。

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ドラえもん』「ハロウィンって何の日?」(2013/10/25)


 国民的アニメのドラえもんではテレ朝系になって26年目、わさドラから数えても10年目で初めてハロウィン回がある。勿論アニメオリジナル。
 のび太の住む街ではハロウィンが浸透している様子だが、のび太はハロウィンを知らず出木杉君から「秋の収穫を祝う行事」と教えてもらう。
 同じくハロウィンを知らなかったジャイアンは何でも欲しいものを貰える日と勘違いし、取られたものを取り返そうとドラえもんひみつ道具を使うという流れ。
2013年10月25日(金曜日)「ハロウィンって何の日?」「味見スプーン」|ドラえもん|テレビ朝日
わさドラ感想第144回 ハロウィンって何の日?,味見スプーン(2013.10.25): のび太リアニズム

ハロウィーンの暴走かぼちゃ」(2014/10/31)

 翌年もハロウィン回がある。
 前年ハロウィンの知識を得たのび太だが今度はジャック・オ・ランタンを知らず、スネオの家で特大カボチャでランプを作る集まりから仲間はずれにされる。その後ママから貰ったカボチャの種をひみつ道具でカボチャのランプにするというもの。
 ハロウィンらしく遺伝子情報を書き換えられたカボチャが勝手に動き出すというややホラーな描写もある。
2014年10月31日(金曜日)「ハロウィーンの暴走かぼちゃ」「ホラふきご先祖」|ドラえもん|テレビ朝日
わさドラ感想第179回 ハロウィーンの暴走かぼちゃ,ホラふきご先祖(2014.10.31): のび太リアニズム

「ハロウィンとのびガエル」(2015/10/23)

 ハロウィン回3年目ともなると基本的な情報は省略され、街がハロウィンで賑わう様子や仮装をして楽しむのび太達の姿が普通に見られる。
 年を追うごとにハロウィンの浸透具合が伺えて興味深い。
2015年10月23日(金曜日)「ハロウィンとのびガエル」「誕生!まんが家クリスチーネ先生」|ドラえもん|テレビ朝日
わさドラ感想第217回 ハロウィンとのびガエル,誕生!まんが家クリスチーネ先生(2015.10.23: のび太リアニズム

ジュエルペットハッピネス』第30話「ジュエルハロウィ~ン!」(2013/10/26)


 サンリオとセガトイズが共同開発したキャラクターのアニメで、5作目にして初のハロウィン回。
 ハロウィンを知らないチャロットに、ハロウィンパーティーの準備をするルビーから「お化けの仮装をしてトリック・オア・トリートと言いながらお菓子をもらって回るイベント」と説明が入る
 ラブラがカレーをトイレにかけて食べるという朝からどうなんだというネタもぶっこむが、ハロウィンの描写自体は仮装してパレードしつつお菓子を貰うというかなり基本に忠実なもの。

『レディジュエルペット』第30話「レディのハロウィンパーティー」(2014/10/25)

 翌年の第6作にもハロウィン回がある。
 立派なレディになるための課題として仮面舞踏会が設定され、ハロウィンパーティの舞踏会が催されるという話。


ジュエルペットマジカルチェンジ』第31話「ジュエルランドの秘宝を追え!」「襲来!カボチャ人間」(2015/10/31)

 ギャグ色の強い第7作でもハロウィン回。

ハロウィーンになると大量に使われるカボチャ。そのカボチャがついに人間達に牙をむく。

 という公式のあらすじからして既にカオス集漂うものになっている。
 一応Aパートから続く内容で、サンリオのアドバンテージを活かしたキティちゃんやマイメロの仮装が見られる。

 おまけパートではサンリオキャラ大集合となった。まさにお祭り。

ミス・モノクローム-The Animation-』第5話「HALLOWEEN」(2013/10/29)


 声優の堀江由衣さんがキャラ原案を手掛ける4分のミニアニメ。
 ハロウィンパーティー2時間スペシャルの番組に出演が決まったモノクロームさんが、誰よりも目立てるコスプレを模索していく話。
かいがいの : ミス・モノクローム 5話 「HALLOWEEN」 海外の感想

『鷹の爪.jp』第68話「ハロウィンやろうぜ」(2013/10/31)


 ハロウィンということで子供にお菓子を集めさせてそれを世界征服の資金にしようと企む吉田くん。
 呼び寄せた子供達はお菓子の貰い方がわからないというのでトリック・オア・トリートのやり方を教えるが、ハロウィンそっちのけでボケ倒していくという話。
 2015年にはハロウィンの日から1ヶ月限定で再配信された。来年も再配信されるかもしれない。

ストライク・ザ・ブラッド』第13話「蒼き魔女の迷宮篇I」(2014/01/10)


 舞台となる絃神島で年に1度行われる「波朧院(はろういん)フェスタ」というイベントが紹介される。モデルはハロウィンという説明があるように完全にハロウィンと同じものではないらしいが、パッと見はハロウィンそのもの。その流れで雪菜から本来のハロウィンの説明が挿入される。
 この時期は島への訪問許可が下りやすく観光客やビジネスしたい企業も押し寄せるということで、2日前と前日に島がお祭りで賑わう様子が描かれている。

第14話「蒼き魔女の迷宮篇II」(2014/01/17)

 続く14話では波朧院フェスタ当日が舞台となる。やはり現実のハロウィンになぞらえてか登場人物たちが仮装する様子が見られる。

生徒会役員共*』第10話「津田キノコは想定内/羽根が飛ぶ/カボチャの気持ち」(2014/03/08)


 第2期の10話、3つ目のエピソードがハロウィン回。
 ハロウィンパーティーの準備をする生徒会の姿や、様々な仮装で盛り上がる様子が下ネタとともに描かれる。

ラブライブ! 2期』第6話「ハッピーハロウィーン」(2014/05/11)


 アキバをハロウィンストリートにするイベントのゲストにμ'sとA-RISEが招待され、印象に残るパフォーマンスをしようとキャラを入れ替えたりKISSのパロディしたりと試行錯誤する回。
 ステージでは勿論ハロウィンの衣装。

ソウルイーターノット!』第9話「カボチャ、グローウィン!」(2014/06/03)


 『ソウルイーター』の外伝。舞台の死武専がネバダ州にあるためか自然にハロウィンが描かれる。
 ハロウィンに向けてランタン用のカボチャを植えるつぐみ達から始まり、学園や街でハロウィンの準備をする様子も。

毎度!浦安鉄筋家族』第2話「浦安マイヤーズ」(2014/07/13)


 約16年ぶりに2分の短編アニメとして再アニメ化された。
 いつものようにお腹を空かせる土井津仁と仁ママが、「ハロウィンだからお化けの仮装して人の家を尋ねるとお菓子が貰える」ということで仮装する話。浦安のハロウィンも大して盛り上がってねえよというツッコミが面白い。

パックワールド』第28話「ハロウィンどたばた大騒動!」(2014/10/25、米では2013/10/12放送)


 パックマンを倒そうと企むビトレイアスは、100年に1度訪れるブルームーンの日にドラキュラのパッキュラ伯爵を目覚めさせる。それがちょうどハロウィンの日で、この回ではパック達が仮装している。
 余談だがビトレイアスは子供の頃お菓子をもらえなかったという理由でハロウィンを嫌っている
 その後39話、前後編となる49話と50話でもハロウィンが舞台になる。ハロウィン多すぎない?

第39話「名探偵 vs オオカミフット」(2015/01/24)
第49話「幽霊やしきの脳みそ博士」(2015/04/04)
第50話「ぼくの体を返せ!」(2015/04/11)

 ちなみにこの50話では28話でパックの敵だったパッキュラ伯爵が味方になる。

おさるのジョージスペシャル「おばけ伝説のなぞ」(2014/10/25)


 半世紀にわたって親しまれる絵本のアニメ化。日本では2008年からアニメが放送されているが、2014年に初のハロウィン長編が地上波放送された。
Curious George: A Halloween Boo Fest (Video 2013) - IMDb
http://www.nhk.or.jp/anime-blog/200/201114.html

鉄人28号ガオ!』第80話「ハロウィン危機一髪!」(2014/10/25)

今日はハロウィン!仮装をしてきた子供たちにお菓子を振るまい、大塚署長は大満足。その時、正太郎は足が宙に浮いている人物を発見する。

 『鉄人28号』アニメ化50年目になる2013年から放送されているミニアニメ。
 10月ということで2年目にハロウィン回がある……のだがこのアニメ、50話以降は動画配信もDVD化もされてないため視聴できていない。詳しい情報をお持ちの方がいたら情報お願いします。
鉄人28号ガオ! 第80回 2014年10月25日(土)放送 - フジテレビ

『猫のダヤン』第25話「ハロウィンの夜」(2014/10/25)


 小説や絵本で描かれる不思議の国「わちふぃーるど」のアニメ版。第1シーズン25話の放送がちょうど10月なのでハロウィンエピソードだった。
 ハロウィンの夜は住民達が家でパーティーをするのだが、地球から移り住んだダヤンは一人寂しく過ごしていた。その後地球に残してきた弟達や飼い主と月のパーティーで再会するのだが、途中で夢から醒めるように朝を迎える。
 死者が蘇るというハロウィンの風習を考えると何とも意味深な想像をしてしまう話。

『プリパラ』第17話「恐怖のハロウィン!ジャック・OH!蘭たん!?」(2014/10/25)


 『プリティーリズム』の要素を継承した新シリーズ。プリリズから欠かさず放送されてきた恒例のハロウィン回も勿論ある。
 プリパラのお化け屋敷のお化け役に選ばれたらぁらは、同じように人に怖がってもらえない女の子「蘭たん」と人を驚かせようと奮闘する話。

 ステージ外では仮装をしているが、ライブパートは魔女っ子コーデと新メイキングドラマ「トリトリ!ハロウィンパーティー!」が披露される。

第68話「ほら~!ハッピーハロウィンにゃ」(2015/10/26)

 1年ぶりのハロウィン回で蘭たん再登場。
 プリパラを盛り上げるためマスコット達を一番怖がらせたら優勝という仮装コンテストが開催されることになり、今度はより怖いメイクをしようとらぁらと蘭たんが奮闘する。
 あじみ先生のキャラが強烈なので蘭たんのキャラが食われていた気がしなくもない。可愛いのに1年に1度の登場なのが勿体無く思えてしまう。

『MONSTER・HIGH こわ・イケガールズ』第2話「ハロー! モンスターハロウィン!」(2014/10/28)


 米マテル社から発売されている女子高生モンスターの人形を元にした、おはスタ内で放送されていたミニアニメ。
 季節に合わせてわずか2話目でハロウィンエピソードとなる。ちなみに全話YouTubeで公式配信されている。

アイカツ! 3rdシーズン』第106話「アイドル☆ハロウィン」(2014/10/30)


 バンダイからリリースされている女児向けカードゲームのアニメ化。同じ女児向けのプリキュアやプリリズからやや遅れて、放送3年目で初めてのハロウィン回となった。
 学園のハロウィンイベントでスペシャルライブが開催されることになるが、ステージに立てるのはお菓子を一番多くもらえたアイドルのみ。そこで主人公のあかり達は仮装をしてお菓子集めに奔走する。

 この回はあかりが新ブランドのカードを選ぶ重要な回でもある。ハロウィンということでCGパートのコーデとステージもハロウィン仕様。

妖怪ウォッチ』第42話「ガブニャンハザード」(2014/10/31)


 社会現象にまでなった同名ゲームのアニメ版。妖怪がテーマだけあってがっつりハロウィン回をやっている。
 ハロウィンパレードに出る約束をしたケータ達だが、噛んだ人間を次々とドラキュラ化させて街を混乱に陥れるガブニャンが現れてしまう。ケータ達は仲間と力を合わせて、ガブニャンと戦おうとする壮大な物語。
 普段は2~3本の短編から成るが、この回は30分枠をフルに使ったハロウィンスペシャルだった。

第93話「古典妖怪ハロウィンパーティー!」(2015/10/30)

 翌年は3本の内の1本がハロウィンエピソード。前回見られなかったハロウィンの仮装パレードが見られる。
 ハロウィンの日は外に出てはいけないという決まりがある日本の古典妖怪達。今年のハロウィンパレードは妖怪がテーマなのでこっそり参加しようとする。

オレん家のフロ事情』第5話「オレん家のハロウィン事情」(2014/11/03)


 人魚を助けたら風呂に住み着かれた高校生を描いた4コマ漫画原作のミニアニメ。
 魔女、吸血鬼、包帯男の仮装をする人魚の若狭達に主人公の龍己がお菓子をあげるなどハロウィンを楽しむ話。
 「トリック・オア・トリート」と言われた際、特に詳しい説明は入らず、自然に「お菓子は今持っていない」と返す辺りハロウィンの浸透度が伺える。

血界戦線』第11話「Paint It Black」(2015/06/20)


 単体のエピソードでハロウィン回があるというわけではないが、物語の佳境となる11話内の日付がハロウィンということで、ヘルサレムズ・ロット(元ニューヨーク)がハロウィンで賑わう様子が描かれている。

ポケットモンスター XY』第82話「パンプジンフェスティバル!さよならバケッチャ?」(2015/07/23)


 放送日が7月と思いっきり季節外れだがハロウィン回。
 ある街で開催される仮装イベント「パンプジンフェスティバル」の話を聞いたサトシが、自分達も仮装して参加しようとする話。現実のハロウィンと似たお祭りなのか、お菓子を交換し合うイベントでもある。
XY編第82話 - ポケモンWiki

アルティメット・スパイダーマン ウェブ・ウォーリアーズ』第21話「モーガン・ル・フェイとの対決」(2015/08/25、米では2014/10/10放送)


 シーズン3に当たるウェブ・ウォーリアーズ21話の舞台になるのがハロウィンの博物館。
 アメリカではちょうどハロウィンのシーズンに放送。海外ドラマ『ジェシー!』とのコラボ回でもあり、サブタイトルは「Halloween Night at the Museum」だった。

デュエル・マスターズ VSR』第29話「ハロウィンをやっつけろっ!我らチャロウィン革命軍っ!!」(2015/10/18)


 テーマパーク「デュエマーランド」で行われるハロウィンパレードに参加する主人公の勝太達。ところがそんなハロウィンを阻止しようと主人公の親友ぶっちゃけ達が画策する。

 何故ハロウィンを憎むのか? それは1年前のハロウィンの日、仮装する若者が溢れた街中で滅茶苦茶にされてアイドルのライブに行けなかったからという、昨今のハロウィンの盛り上がりを批判する内容になっている。
 彼らに協力する土瓶先生という人は、日本人なら日本人らしく外国のお祭りではなく日本茶の日を祝えと熱いハロウィン批判を展開。デュエルの結果、デュエマーランドのハロウィンの日が廃止されるという凄い内容。

おそ松さん』第3話「こぼれ話集」(2015/10/20)


 タイトル通り短めのエピソードを集めたショートショート集。デカパンマン等で話題になった回だが、「10月31日」というサブタイトルのハロウィン回が何気にある。
 六つ子がイヤミの家に押しかけて「トリックオアトリート」を連呼しながら家具などを強奪していく話。

『しまじろうのわお!』第185話「ハロー! ハロウィン」(2015/10/31)


 2012年から続く「わお!」の3rdシーズンでもハロウィンが描かれた。
 発明家のガオガオさんの師匠が島に来るのだが、ハロウィンを知らずハローと言ってウィンクする祭りだと勘違いしてしまう。

まとめ

 80年代から現在までのハロウィン回を眺めていくと描写自体に劇的な変化はないが、2000年代の中盤からハロウィンを説明するシーンが徐々に減っていったように感じる。
 2010年代に入っても一部のファミリー向けアニメや子供向けアニメで説明パートは存在していたが、ここ最近に限ると殆ど見当たらなくなる。鍵になるのはやはり2011年~2012年の間で、この時期に定着したと見るのが適切かもしれない。


 上では触れなかったが、本編でハロウィンを扱わなくてもその周辺で扱うという例は増えている。

 例えば今年はハロウィンの日に『ご注文はうさぎですか??』と『のんのんびより りぴーと』の公式サイトがハロウィン仕様になった。来年は違うアニメでも見られるかもしれない。

 また『ウルトラスーパーアニメタイム』ではOPの最後の一枚絵が毎回変わるのだが、ハロウィンを間近に控えた5話(TOKYO MXで2015/10/30放送)ではハロウィンイラストだった。


 今後の動向に注目されるのが、長期シリーズながら全くハロウィン回をやっていない『クレヨンしんちゃん』と『サザエさん』。
 『サザエさん』で脚本を務める雪室俊一氏はかつて『キテレツ大百科』第25話「キョーレツ!!怪人ドテカボチャン」(1989/10/30放送)という回を担当した。ハロウィンとは関係ない話だったが、ハロウィン前にカボチャ……全く意識してなかったとは思えないので期待してしまう。来年こそあるのだろうか。


 最後に。来期のプリキュアは『魔法つかいプリキュア!』だそうで、これはもう確信を持ってハロウィン回があると断言できる。2014年のハピプリ、2015年は映画でハロウィンネタをやったし、魔法使い→魔女→ハロウィンと考えれば無いほうが不思議に思えるレベル。
 ということで来年を楽しみに待ちましょう。
 おわり。


【参考資料】
https://mediaarts-db.jp/an/
anilog
http://animita.tv/
アメリカではハロウィンに仮装しない!?/ 米国アニメに見るハロウィン 『キム・ポッシブル』『おさるのジョージ』: Old Fashioned Club -オールドファッションド・クラブ-
邦楽の歌詞における「ハロウィン」使用例: 社会文化研究会
いつから日本でハロウィーンが普及したの?(海外の反応) : 海外のお前ら 海外の反応
国内で拡大の一途を辿るハロウィン 問われるモラル | ORICON NEWS
アイルランド発祥のお祭り・ハロウィーンの日本での広がりについて(駐日アイルランド大使コメント)
「ハロウィンが盛り上がっている・定着した」といつから感じたか - 報道2009
ハロウィンはいつから日本に?独自に変化の日本のハロウィン | ハックズユアライフ
http://shibuyajournal.tokyo/halloween_zeebra.html/
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盛り上がる都市のハロウィン──「キャラ探し」の時代(松谷創一郎) - 個人 - Yahoo!ニュース
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